最近では、
治療院経営には、
『マーケティングが大事だ!!』
って言われますよね。
でも、
そもそもマーケティングって何でしょう？
そんなに大事なことなら
意味ぐらいは知っていた方が良いと思うのですが、
マーケティングという言葉を
何となく使ってしまっていたり
そもそもマーケティングなんて
治療院経営に必要ないと思っている
先生もいらっしゃるかもしれません。
アメリカのマーケティング協会（ＡＭＡ）の
マーケティングの定義では、
「マーケティングとは、個人および組織の
目標を満足させる交換を創造するため、
アイデア、財、サービスのコンセプト、
価格、プロモーション、流通を計画・実行する過程である」
とされています。
英吾を訳したモノだからか
分かったような分からないような感じですよね。
そこで、先日聞いた
分かりやすいマーケティングの定義を
お伝えしたいと思います。
『マーケティングとは、人を満足させる価値・サービス・商品を生み出して、
そのサービスや商品をその人の下もとに届けてあげる』
という事だそうです。
もしも、先生が頭痛の治療が得意で
どんな頭痛でも100％治せる技術を持っていたとしても
頭痛で困っている人に
先生の院のことを知ってもらわない事には
その技術が活かされることは無い訳ですね
価値のない治療技術ならまだしも、
ある特定の方にとってはめちゃくちゃ
価値がある技術であれば
伝えてあげないこと
伝わらないことは
罪になってしまうのではないでしょうか？
そして、仮に価値がある治療技術だとしても、
伝え方を間違えてしまうと、
患者さまのもとに届けることができません。
そのような観点からも、
“治療技術ばかり”に力を入れてしまう
のではなく、
患者さんと先生の利益という面からみても
治療技術が良いのは当たり前として、
伝え方も工夫しないといけないということです。
一昔前のように
治療院の数も少なく
患者さん側からの選択肢も
少ない時代ならまだしも
整骨院に鍼灸院・リラクゼーションサロン
カイロ・整体・エステなどなど
患者さんが何を選択して良いのか
迷ってしまったり
どこに行けば自分自身の悩みが解消できるのか
分かり辛くなっているのが現状です。
そんな現状だからこそ
先生の持っている得意な治療技術を
その治療技術を必要としている人に
的確に伝えてあげるということが必要になってきます。
そんな風に考えると
マーケティングって大切ですし、
良い技術があるのならなおさら
伝わるようにしないといけない
責任があるのかもしれません。